「リクナビNEXTってどんなサービス?」
「評判はどうなの?」
など、気になりますよね。
大手人材企業リクルートが運営する『リクナビNEXT(リクナビネクスト)』、転職者の8割以上が使っている定番の転職サイトです。
求人数が多く、使いやすさも優れているため、はじめて転職活動をする方や、他のサイトでは良い求人が見つからなかったという方におすすめです。
ただ、事前に利用方法をしっかりと把握しておかないと、うまく使いこなせない可能性もあるので、注意が必要です。
このページでは、実際に過去にリクナビNEXTを使って転職活動を経験した筆者が、下記の流れでリクナビNEXTについて徹底的に解説していきます。
対応エリア | 全国 *海外求人有り |
---|---|
公開求人数 | 約40,000件 |
非公開求人 | 記載なし |
対応年代 | 20代 30代 40代 50代 |
職種 | 全般 |
サービス形態 | 転職サイト |
運営会社 | 株式会社リクルート |
このページを読めば、リクナビNEXTを利用する上でおさえておくべき注意点と活用方法がわかり、転職の成功率がぐっと高まるでしょう。
リクナビNEXT公式サイト:
https://next.rikunabi.com/
1. リクナビNEXTの総評
口コミ・引用は当サイト調べです。
総合評価
会員数916万人以上。サイトやアプリが使いやすいと好評。
グッドポイント診断で強みが診断できる。
求人数
4.5万件の求人数のうち、85%が限定求人。
「新着求人」が多く鮮度の高い求人が豊富。
求人の質
「求人の質に満足がいった」という口コミあり。
悪い求人もある、ミドル・シニア求人が少なめという声も。
提案力
スカウトで自分に合う求人を提案してくれると好評。
求人案内メールが多いという口コミも。
「リクナビNEXT」は人材業界最大手のリクルート社の転職サイトで、会員は916万人以上、転職者の約8割が使っているとされるサービスです。
4.5万件の求人数のうち、85%がリクナビ限定求人であり、IT・エンジニア・営業など幅広い業界・職種を取り扱っています。
希望条件を入力すると、リクナビNEXT独自の求人を多く提案してくれるため、転職活動をするにあたってまず利用したい転職サイトだと言えます。
【リクナビNEXT基本データ】
運営会社 | 株式会社リクルート |
会員数 | 1,000万人(2020年3月時点) |
公開求人数 | 4.5万件 |
新規会員登録数 | 約3万人以上/週 |
利用料金 | 無料 |
リクナビNEXTの強み|他転職サイトと比較
リクナビNEXTの強みは公開求人数と利用者数にあります。(以下参照)
転職サイト | 公開求人数 | 利用者数(実績) | 自己分析サービス |
リクナビNEXT | 4.5万件 | 1,000万人 | グッドポイント診断 |
マイナビ転職 | 1.3万件 | 600万人 | – |
エン転職 | 6,000件 | 836万人 | – |
type | 2,500件 | 328万人 | – |
求人数に関しては、都心だけでなく地方まで豊富にそろえているため、多くの方におすすめできる転職サイトです。
また、国内最大級の利用者数を誇っており、転職決定率No.1という実績があります。
リクナビNEXT公式サイト:
https://next.rikunabi.com
次章からは、リクナビNEXTの口コミをもとにメリット・デメリットを解説していきます。
転職サイトではリクナビNEXTがおすすめな理由|メリット
100件の口コミ評判をもとに、リクナビNEXTがおすすめな理由をご紹介します。
- 2-1. 求人数が多い
- 2-2. グッドポイント診断で強みが診断できる
- 2-3. サイトやアプリの使い勝手も優れている
では、それぞれ見ていきましょう。
求人数が多い
リクナビネクストには2021年5月現在、4.5万件の求人があり、85%がリクナビ限定求人という具合に、圧倒的な求人数を誇っています。
他社転職サイトと比較しても、求人数が多く選択肢が幅広いと言えます。(以下参照)
新着求人の多さも強み!最新情報が手に入る
リクナビNEXTは「新着求人数」でもはマイナビ転職を上回っており、常に鮮度の高い求人が豊富にあるといえます。(2021年5月最新)
グッドポイント診断で強みが診断できる
「グッドポイント診断」とは、「リクナビNEXT」内にある会員限定の自己分析ツールです。
選択形式の質問に答えていくと、自分では気づかない特徴や言語化できない強みを見つけてくれます。
自己分析・職務経歴書といった転職活動を進める中で、「自分の強みや自己PRってなんだろう?」と悩むと思います。
その際に、グッドポイント診断は、深層心理に潜む「あなたらしい強み」を発見することができるツールであり、『リクナビNext』に登録すると誰でも無料で受検することが可能です。
サイトやアプリの使い勝手も優れている
リクナビNEXTは以下の3つの点が優れているため、転職サイトとして非常に使いやすいです。
- (1). サイトの操作性
- (2). 求人情報の見やすさ
- (3). スカウト機能
それぞれ解説します。
(1). サイトの操作性
リクナビNEXTのサイトはシンプルで、直感的に操作が可能です。
実際に以下の画像の通り、職種や勤務地だけでなく、年収や従業員数といった条件まで簡単に設定できます。
(2). 求人情報の見やすさ
リクナビNEXTは求人情報が見やすく、応募先企業を決める際に必要な情報の量・質が高いです。
たとえば、社員にインタビューした情報を見ることができます。
(3). スカウト機能
最後に「スカウト機能」に関してですが、事前にあなたの職務経歴書や経歴などを登録することによって、その情報をみた企業やエージェントから直接オファーが届きます。
この機能には下記の2つのような優れた点があります。
- オファーを受けた企業の書類選考が免除されることがある
- リクナビNEXT内に掲載のない非公開の案件のオファーを受けることができる
いまの勤務先や取引先などにバレるのを防止する「企業ブロック機能」もあるので安心です。
なお、送り主が企業なのか、転職エージェントなのかわかりにくいことがあるため、送り主はしっかり確認しましょう。
アプリも使い勝手抜群!
リクナビNEXTにはアプリも出ていて、使い勝手が良いです。
アプリを使えば、通勤時間などの隙間時間で転職活動ができ、スカウトをメールではなく通知からでも受け取れるという利点があります。
ただ「なかなかログインできない」「メール設定を放置すると、大量にメールが届く」という口コミもあります。
効果的に使うためにも、登録した後は配信メール設定を行い、必要な内容を選別することが大切です。
リクナビNEXT利用の際の注意点|デメリット
それでは、口コミのとともに解説していきます。
ブラック企業が表示されるとの口コミ多数
求人の中にはブラック企業も含まれているため、転職に慣れていない方は、特に注意が必要です。
ブラック企業には以下の特徴があるため、当てはまる求人には警戒しておくと良いでしょう。
- 常に求人を出している
- 試用期間がほかより長い
- 給与の幅が広すぎる(例:21~50万)
高収が見込める求人でも、給与の幅が広すぎる場合は残業が多く、割に合わない可能性が高いのです。
求人案内メールが多すぎる
担当者からのメールが多すぎるというデメリットもあります。
中には良い求人が含まれている場合もありますが、連絡が多すぎるという方は、メールサービスを停止しましょう。
メールサービスは、「各種設定」→「情報配信設定」から止めることができます。
特に「かしこい転職プロジェクト」「注目求人セレクト便」はあまり役に立たないという口コミがあるため、メールを停止するのがおすすめです。
ミドル・シニア層の求人は他の世代より少ない
ミドル・シニア層の求人は他の層よりも少ないため、スキルや経験がない限り落とされてしまうこともしばしばあるでしょう。
実際に、リクナビNEXTのミドル・シニア歓迎の求人は約550件にとどまっています。
それゆえ役職がない職種の場合、40歳以上の方が採用されるのは条件が難しくなっています。
ミドル・シニア層の求人を多く見たい方は、「マイナビミドル・シニア」の利用がおすすめです。
リクナビNEXTを利用すべき人とすべきでない人
まとめると、リクナビNEXTへの適正は以下の項目から見極めることができます。
リクナビNEXTを利用すべき人 |
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リクナビNEXTを利用すべきでない人 |
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自分のペースで求人を探したい方には、リクナビNEXTは最もおすすめのサービスです。
多くの求人を自分で取捨選択できるだけでなく、グッドポイント診断を使って自分の強みを言語化できます。
気になる方は、以下のリンクから登録して求人を探してみると良いでしょう。
リクナビネクストのキャリアアドバイザーのサポート
リクナビネクストは「転職エージェント」ではなく「転職支援サイト」です。そのため転職エージェントのようにキャリアアドバイザー的な存在はいません。
もしキャリアアドバイザーの支援を受けたいのであれば、提携している「リクナビエージェント」の申込をすることで、転職サポートを受けることができます。
スカウトや転職エージェントへの登録方法
スカウト機能を利用するためには、「スカウト登録」を行う必要があり、スカウト登録は次の手順で行います。
①ログイン後に「スカウトを待つ」をクリックし、「スカウトに登録する」ボタンをクリック。
②学歴や資格・語学などの入力ページが表示されるので、必要事項を入力し、「次へ」ボタンをクリックします。さらに入力ページが表示されるので、指示に従って必要事項を埋めていきましょう。
③スカウト機能への必要事項の入力が終わった後に、リクルートエージェントへの「転職支援サービス」の登録画面へ移動します。
④転職支援サービスを希望する場合は「同時登録する」にチェックを入れて「スカウト登録完了」ボタンをクリックします。
スカウト機能の使い方
スカウト登録が完了したら、次はスカウト機能の利用設定を行いましょう。
まずはレジュメを公開したくない企業をブロックします。
①マイページにログインして「レジュメ情報」にある「レジュメ公開ブロック企業」の欄にある「確認・変更する」をクリックします。
②公開範囲を「現在の勤務先」か「その他の企業」欄にある「設定する」ボタンをクリック。
③「株式会社」を除いた法人名を入力して「検索する」をクリックすると該当する企業名が表示されるので、「社名」と「住所」を確認したうえで、ブロックしたい企業をチェックし「保存する」をクリックします。
④設定内容が再度表示されますので、間違いなければ「保存する」をクリックすることでレジュメを公開したくない企業をブロックすることができます。
スカウトへの応募の仕方
企業からのオファーは「オープン」なものと「プライベート」の2つがあります。応募方法はそれぞれ異なるので注意しましょう。
【オープンオファーの場合】
企業から届いたオープンオファーの内容は、オファーを開いた後に表示される「オファーした募集内容の詳細をご確認ください」という欄にあるリンクから、求人内容を閲覧することができます。
応募したいと思ったら、「応募ページへ」をクリックし、必要事項を案内に沿って入力します。その後は一般の応募と同じ手順になります。
【プライベートオファーの場合】
転職エージェントからプライベートオファーが届いた場合は、オファーを開いて内容を確認し、返信メッセージを入力します。応募したいと思ったら、画面下にある「面接を希望する」ボタンをクリックします。
送信前に「送信されるレジュメを確認する」ボタンから、登録しているレジュメの内容を確認することができます。
送信内容確認ページで内容を確認し、特に問題がなければ、「送信する」ボタンをクリック、送信履歴に表示された段階で応募(返信)完了となります。
まとめ
リクナビネクストは転職支援サイトなので、キャリアアドバイザー的な存在がいません。サポートを受けたいのであれば、連携しているリクルートエージェントに申し込みましょう。
マイペースで転職活動をしたい人や、働きながら転職活動をしたい人向けと言えるサイトですが、他の転職エージェントと併用して情報収集用として利用することも可能です。
企業からのオファーが届くこともあるので、転職活動をする上で登録しておいても損ではないサイトといえます。
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